こんにちは、たるみです
睡眠退行の原因・対策を紹介します!
子どもが夜泣きをすると、真夜中にもう一度寝かしつけをしないといけないので、大人は精神的にも体力的にも大変です
我が子は生後1ヶ月半頃には朝までほぼ眠れるようになってくれてとても育てやすいベビーでしたが、生後7ヶ月になって突然夜泣きをするようになってしまいました
睡眠退行(もしくはメンタルリープ)です
つらい夜泣きから脱却するために、実際に行った対策について紹介します!!
大体1週間で夜泣きが解消!
再び、朝までスヤっと眠るようになりました!
それでは、説明していきます
睡眠退行が発生する原因と対策「7選」
赤ちゃんが不安や不快(ストレス)を感じると睡眠退行が発生すると言われています
そして、赤ちゃんは大人が想像もしないようなところでストレスを感じることがあります
ここでは、書籍等に記載されている内容を「脳」「体」「外的要因」の3つの観点から、全部で7つ紹介します!
脳(五感)の成長
赤ちゃんの脳(五感)の成長に伴って、不安やストレスを感じることがあります
① 分離不安(ママ・パパが見えない)
信頼しているママ・パパが見えなくなると一人ぼっちになるので不安を感じるようになります
そして夜に眠りが浅くなった時、ママ・パパがいないことに気づくと目を覚まします
この症状は、生後7ヶ月〜2歳頃に発生すると言われています
生後6ヶ月頃までは、1人ぼっちということを認識していないので逆に大丈夫です!
分離不安は成長の証です!
一時的な対策としては、「そばにいてあげる」という方法があります
でも、ずっとそばにいないといけないとツライですよね
将来を見据えた対策としては、「いなくなっても、大丈夫」と認識させることが有効です
具体的な方法としては、
- 「いない いない ばぁ」をして、見えない時間を徐々にのばす
- 声かけをしてから、短い時間姿を隠す練習をする
- 姿が見えない時に泣き出してしまったら、姿が見えない状態で声だけかける
- 眠る時に、「眠った後は隣の部屋にいるからね」と声かけする
です
普段から「ちょっと姿が見えない」を意識すると良いですね!
分離不安とは関係ないですが、「いない いない ばぁ」は、脳の短期記憶を高めるのにも良いです!育脳本を出版されている久保田カヨ子さんも言っていました。
いないいないばあは、前頭前野のワーキングメモリーをよく鍛えてくれます。1回、2回じゃなくて、子供がよろこぶうちは何度でも繰り返してあげなさい。大人の都合でやめないで、子供があきるまでやれというのが私のやり方。
くぼカヨ語録|0歳からの育脳教室
② おばけ(恐怖心)
生後7ヶ月よりもう少し上の月齢が対象になりますが、夜におばけがでると思って不安を感じることがあります
そんな時は、頑張って安心させてあげましょう
- ママ・パパが寄り添ってハグする
- 「おばけなんてこわくない」といった絵本を読む
- ねんねパートナー(大きなぬいぐるみ)を用意する
- おしゃぶりを与える
心の安心は、ぐっすりした睡眠に繋がります!
体の発達
つづいて、体の発達によるものです
③ 寝返り、ハイハイ、お座り、つかまり立ち
運動能力が発達すると、寝返り・ハイハイ・お座り・つかまり立ちと色々なことができるようになります
夜に眠りが浅くなったタイミングで、もぞもぞと体を動かして姿勢が代わり、目を覚ますことがあります
そんな時は、静かに元の眠った姿勢に戻してあげましょう
寝ぼけて布団から飛び出てしまうと目を覚まして泣くことがありますが、静かに布団に戻してしばらく経つと、また眠ったりします
④ 歯が生えてきた(歯ぐずり)
生後6ヶ月ぐらいから歯が生えてきますが、かゆみを感じて目が覚めることがあるようです
具体的には以下のような対策があります。
- 歯がため(噛むためのオモチャ)を噛ませる
- 冷やしたスプーン・おしぼり・指を噛ませる
上手にかゆみ(不快)を取り除いてあげましょう
歯がため(オモチャ)は日中によく使っています!
外的要因
赤ちゃんの変化ではなく、周辺環境が原因で睡眠退行が起きることがあります
⑤ 光(明るすぎ・暗すぎ)
眠りが浅くなった時にふと目を開けたら、真っ暗闇で、暗闇が怖くて目覚めることがあります
一方で、部屋の常夜灯では、明るすぎて体内時計が狂うと言われています
部屋は真っ暗がベストですが、怖いといった理由で真っ暗にできない場合は、程よい明るさのナイトライトの利用を検討しましょう
我が家は赤色のナイトライトを使用していますが、オススメです!
⑥ 温度(暑い・寒い)
温度20〜22度、湿度40%〜60%が快適な睡眠を取れる目安です
赤ちゃんは、大人よりがやや涼しいと感じるぐらいの温度の方が快適と言われています
過度に洋服を着せすぎたり温めすぎたりすると、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まるのでエアコンなども上手に活用しましょう
⑦ 環境の変化(保育園に通い始める)
保育園に通い始めるなど、日中の環境が大幅に変化すると、子どもは不安やストレスを感じて睡眠退行することがあります
対策としては、
- 寝る前にハグをしたり一緒に過ごして安心させる
- 子どもが環境に慣れるのを待つ
です
日中に感じているストレスや不安も積極的に取り除くと良いです!
実践!生後7ヶ月の睡眠退行への対策
先程紹介した「7選」のうち、我が子で考えられる原因は3つほど考えられます
- 季節の変わり目で、室温が快適じゃなくなった
- つかまり立ちにハマった
- 歯が生えてきてかゆい(上4本、下2本ほど)
3つ挙げましたが、実践したのは室温対策だけです!
室温対策として、シーツや毛布、洋服で微調整
急な気温の変化によって、子どもの寝る布団がヒヤッとしたり、寝具が定まっていませんでした…
その結果、布団の外に出ていると手足が冷たくなってしまう状況となり、子どもは夜中に目を覚ましたときに再入眠できずに泣き出していました
スヤッと再入眠してもらうために、具体的には以下を実施しました!
- シーツを変更(触った時に冷たくないもの)
- 毛布を薄いタオル、厚めのおくるみ、掛け布団で微調整
- 洋服の上のスリーパー(着る毛布)の有無を調整
エアコン+加湿器がベストですが、秋冬に夜通しつけるのも勿体無い…そんな時は、過度な厚着にならないように気をつけつつ微調整でなんとか対応します!
我が家の睡眠退行の対策はこれだけです!
すぐに眠れたわけではありませんが、大体1週間ほどで眠れるようになりました!
つかまり立ちや歯ぐずりは諦める!
こちらも睡眠退行が発生する原因と思われましたが、潔く諦めました!
理由は、成長に伴う睡眠退行は、時間が経てば眠れるようになるからです!
後は今まで通り、1人で朝まで眠れるようにする方法を実践して過ごしました!
赤ちゃんを1人で朝まで眠れるようにする方法「3選」
赤ちゃんを1人で朝まで眠れれるようにする方法は色々ありますが、本当に「大切!」と思うポイントを3つあげるなら、
- 最優先事項は体内時計を整える
- 夜は真っ暗、朝は同じ時間に起きる
- 夜泣きは本格的に泣くまで数分様子を見て、再入眠を待つ
- 最低でも60秒以上は我慢してからあやす
- 昼寝時間はある程度管理して、寝過ぎないようにする
です
簡単に実践できて科学的にも効果が示されているのでオススメです!
他にも「完全に眠る前に寝床におく」「赤いライトを使用する」など、テクニックは色々あります
なかなか1人で朝まで寝てくれないという方は、以下の記事も参考になると思います!
我が家では取り入れていませんが、ネントレに関しては以下の記事で丁寧に解説しています
まとめ:夜泣きがつらい!生後7ヶ月の睡眠退行を1週間で改善した方法は?
本記事では、睡眠退行の原因と対策「7選」、実際に1週間で睡眠退行を改善した方法、1人で朝まで眠れるようにする方法「3選」について紹介しました!
睡眠退行は主に不安やストレスが原因です!
それらを取り除くような対策をとって、睡眠退行を克服していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
睡眠退行を克服して、夜にぐっすり眠れるようになりますように☆
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